頭痛
頭痛は誰にでも起こり得る症状ですが、原因によっては治療が必要な「病気」としての頭痛があります。当院では、片頭痛などの慢性頭痛から、脳梗塞、くも膜下出血や脳腫瘍などの命に関わる頭痛まで、幅広い頭痛疾患に対応しています。
当院で診療可能な頭痛の種類とは
一次性頭痛:脳に異常がない頭痛
一次性頭痛とは、検査で明らかな異常が見つからない頭痛を指します。
多くは生活習慣や体質、ストレスなどが関与しており、慢性的に繰り返すことが特徴です。
片頭痛とは
緊張型頭痛とは
TACs(群発頭痛など)とは
▶ 詳しくはこちら:TACs(群発頭痛など)の特徴と診断、治療法
その他の一次性頭痛:日常に潜む見落としやすい病気
国際的な分類では60種類以上に及びますが、診断と治療の基本は詳細な問診と観察にあります。
二次性頭痛:脳の病気が原因となる危険な頭痛
くも膜下出血・脳出血・脳梗塞
突然の激しい頭痛、意識障害、手足の麻痺を伴う場合、脳卒中の可能性があります。
早急な診断と治療が生死を左右することもあるため、当院では必要に応じて速やかに画像検査を行います。
髄膜炎や脳炎などの感染症
発熱や首の硬直、頭痛が続く場合は、脳や髄膜の感染症が疑われます。
血液検査や髄液検査を行い、早期の治療につなげます。
脳腫瘍やもやもや病などその他の疾患
腫瘍による頭蓋内圧の上昇や、もやもや病による脳血流障害でも頭痛は現れます。日々の頭痛が少しずつ変化してきたと感じたときは、ぜひ一度ご相談ください。
どのように診断し、対応していくのか
問診でわかること
痛みの種類・頻度・随伴症状など
「どのような痛みか」「いつ起きるか」「吐き気や光過敏があるか」などを丁寧に伺うことで、頭痛の種類をある程度絞り込むことができます。
画像検査の重要性
CT・MRI・血液・髄液検査
当院では、必要に応じてCT・MRIを導入して迅速に診断します。緊急性が高いと判断される場合には、提携施設への紹介も可能です。
当院で行う頭痛の治療方針
薬物療法の選択肢
鎮痛薬・予防薬・漢方薬・点滴
頭痛のタイプに応じて、即効性のある鎮痛薬や予防薬を使い分けます。吐き気が強い場合には点滴や注射、体質に応じた漢方薬も併用可能です。
生活指導とセルフケア支援
姿勢・ストレス管理・温冷ケアの使い分け
頭痛の背景には、姿勢の悪さやストレス、食生活も影響していることがあります。当院では、生活指導やセルフケアのアドバイスも含めた治療を行っています。
受診の目安と当院のサポート体制
「いつもと違う頭痛」はご相談ください
急な激痛、いつもと異なる痛み方、症状の悪化などがあれば、自己判断せず受診をおすすめします。特に初めての強い頭痛は注意が必要です。
当院でできる検査と対応
頭痛の不安を抱えている方に安心していただけるよう、当院では診察から検査・治療まで一貫して対応可能です。市販薬で改善しない頭痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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診療時間
月 火 水 木 金 土 日 10:00~13:30
受付は13:15まで● ● ● / ● ○ / 15:00〜19:00
受付は18:45まで● ● ● / ● / / 休診日:木・日・祝・第3水曜午後(院内研修のため)
○9:00~13:00 受付は12:45まで
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